スマートフォン実験室
(充電編)



ここでは、スマートフォン用の簡易型携帯充電器を自作し実際に充電する方法を紹介します。
(注意)最悪スマートフォンが故障して電源が入らなくなるなど、その他問題が発生しても責任は取れませんので、
このページの内容を参考にする場合は自己責任でお願いします


【充電編】
スマートフォンは、思いの外電池の消耗が激しいため、 見知らぬ土地で、ナビとして使用していると3時間ほどで電池切れとなってしまい、
途方に暮れてしまったことがありました。そこで、充電器を自作することにしました。


<用意するもの>

基板×1枚
三端子レギュレータ(7805 1A用)×1個
電解コンデンサ(25V 100uF)×1個
電解コンデンサ(16V 47uF)×1個
USBコネクタ(USB A メス側コネクタ)×1個
バッテリースナップ×1個
LED×1個
抵抗(330Ωまたは、もっと大きい方が消費電力が抑えられてよいかも)×1個
スイッチ×1個
ケース×1個
9Vアルカリ電池×1個
※写真の三端子レギュレータは、0.5A品ですが、急速充電に対応するために1A品に交換しました

<回路図>
1AのAC充電(急速充電)に対応するために、D+とD−を短絡します。
回路図で多少おかしなところがありますが、大目に見てやってください(^^;)


<完成品>



※写真の三端子レギュレータは0.5A品です

<動作検証>
バッテリ残量が12%の状態で、画面だけ消灯した状態で1時間で23%まで復帰しましたが、その後22%にさがってしまったので、電源をOFFして充電しましたが、その後1時間経過して電源をいれましたが、23%のままでした(涙)
新しい電池にして電源をOFFにして充電を再開してみました。その状態で1時間経過させ42%まで回復しました。

<検証結果>
電源が入っている状態だと1時間で10%しか回復しませんが、電源OFFの状態だと20%回復できるので、 この充電器を使用する場合は、電源OFFにした方がよいでしょう。
ちなみに、マンガン電池だと電源OFFの状態でも3%回復しか回復できませんでした。

<まとめ>
あくまでも予備電池がなくて、充電手段が9V電池の時に簡易的に使用するという限定的な使い方しかできなさそうですね(^^;)



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